『蛙化現象』という言葉は、片思いから両想いになった途端、一瞬で嫌いになってしまう現象ですが、今度は『蛇化現象』という言葉がTiktokではやり始めています。
『蛇化現象の意味は、相手のことが一層愛おしくなることです。
今回は、例えや由来など、『蛇化現象』についてまとめていきます!
蛇化現象はの意味は「相手が愛おしい」こと
まず初めに、『蛇化現象』読み方ですが、
Yahoo!知恵袋では、漢字間違いをしている人もいて、『蛙化現象』と似ている漢字で、見間違えてしまいますので、ご注意を。
そして、『蛇化現象』の意味は、ずばり
『蛇化現象』と『蛙化現象』の意味を簡単に説明すると、
蛇化現象 | 相手を愛おしく思えること 何かしてあげたくなること |
蛙化現象 | 片思いから両想いになった途端、嫌いになること |
まったく真逆の意味なんです!
「好き」という言葉もありますが、「好き」よりも「愛おしい」は
- もっと相手のことを大事にしたい
- 何かしてあげたい
と思える感情です。
なぜ蛇なのか?由来はある?
では、なぜ蛇なのでしょうか。
ウサギでもよかったですよね。
『蛙化現象』は、グリム童話「カエルの王様」からきていて、
気味悪い蛙を王女がたたきつけると、蛙から素敵な王子様に変わった
というところから、真逆になってしまう気持ちのことを指します。
「蛙化現象」の由来は、グリム童話の『カエルの王さま』であるとされています。『カエルの王さま』のあらすじは以下の通りです
ある国の王女が金の毬を森の泉に落としてしまい、泣いていました。
そこに一匹のカエルが現れ、「僕と寝食を共にしてくれるなら、毬を拾ってあげる」と言います。王女はこれに了承をして毬を拾ってもらいました。しかし、王女はカエルとの約束を無視してお城に帰ってしまいます。
翌日、カエルはお城にやってきて、約束を守るように要求しました。王女は父である国王に命令され、仕方なくカエルと一緒に寝室へ行きました。
しかし、嫌悪感からベッドで一緒に寝ることを我慢できず、カエルを壁に投げつけてしまいます。
するとカエルの魔法が解け、カエルは美しい王子の姿になりました。王女は王子の姿に恋に落ち、やがて結婚しました。『カエルの王さま』では、気持ち悪いと思われていたカエルが、最終的に美しい王子になります。「蛙化現象」はそれとは反対に、自分にとって王子だった人が、嫌悪を抱く存在であるカエルになるのです。
物語とは真逆の現象ですが、同じ対象への気持ちが正反対に変わる点に着目して、「蛙化現象」という名前が付けられたといわれています。
Oggi
『蛇化現象』が蛇になった由来について、調べてみましたが、明確な正解はありませんでした。
そこで、『蛇化現象』の蛇になった理由を考察してみました。
考察1.蛇は神様の使い
そもそも、蛇を好きな人は少ないですよね。
しかし、蛇について調べてみると、蛇には言い伝えが多く残っています。
- へびの恩返し (北海道・標津町)
- 蛇権現(宮崎・南那珂山地)
がありました。
さらに、蛇は家の守り神とも言われていますよね。
蛇は、昔から、恩を忘れず返す動物とも言われ、信仰の対象にもなっています。
言い伝えがあるくらい、神様からの使いなので、良い意味としてとらえることができるからなのではないかと。
考察2.蛇は脱皮する
蛇は脱皮しますが、何度も再生する意味があり、
何度でも復活することができる
という意味も込めて、良い意味に捉えることができますよね。
蛇は、復活と再生を意味するので、悪い意味ではなく、
良い意味に捉えることが出るので、蛇にしたのではないでしょうか。
蛇化現象の例え一覧まとめ
では、『蛇化現象』について、例えを交えながらわかりやすく説明していきますね。
- 相手の箸の持ち方が変
- 相手が転ぶ
- 推し(アイドル)に対して
もし、彼氏(彼女)が箸の持ち方が変であっても、目の前で転んでしまっても、
と思ってしまうこと。
なんでも許してしまうことなんですね!
相手が推しのアイドルであれば、なんでも許してしまいますよねw
蛇化現象は誰が言い始めた?
では、いったい誰が『蛇化現象』と言い始めたのでしょうか。
調べてみると、このTiktokからのようです。
このTiktokは4月5日に投稿されていますね。
このTiktokが話題になりはじめたころ、Twitterや知恵袋でも話題になっています。


Tiktokから始まり、トレンドになりそうですね。
まとめ|蛇化現象とは蛙化現象の違いは真逆
簡単に『蛇化現象』についてまとめました。
蛙化現象は、一瞬で真逆の気持ちになってしまいますが、『蛇化現象』は、いつまでも相手を愛おしく思うことなので、とても良い言葉ですね。