2023年2月1日、乃木坂46の公式ライバルグループが誕生すると公式発表され、同時にメンバー募集も開始されました。
デビューは、2023年夏の予定となっています。
実は公式発表前に、乃木坂46公式ライバルに関する情報がリークされていました。
リーク情報はファンの間で大きな話題になり、どこまで本当なのかと議論されていたほどです。
今回はリークされた情報の内容とともに、信憑性についても検証していきます。
乃木坂ファンの方はもちろん、リーク情報が気になる方も、ぜひチェックしてくださいね。
乃木坂の公式ライバルメンバーは内定済み

リーク情報では公式ライバルグループのメンバーはすでに内定しているとされ、中心になるのは秋元氏がプロデュースした2022年5月に解散している”ラストアイドル”のメンバーだとされています。
また、坂道グループからも数人の移籍が内定しているとも書かれていました。
公式ライバルグループのメンバーに、坂道グループの誰が名を連ねるのか気になりますね。
また、公式発表された募集要項で1次募集の期間が短いことも、メンバーがある程度固まっている理由だという声もあがってきています。
まずは、リーク情報について見ていきましょう。
中心はラスアイのメンバー

ラスアイのメンバーには、解散後に引退したメンバーや他のグループに所属しているメンバーも多いので、加入するとしても3人前後になると推測します。
ラスアイのメンバーからは、誰が公式ライバルグループに加入する可能性があるのでしょうか。
それぞれの現在の活動とともに、加入の可能性についてまとめました。
名前 | 現在の活動 | 加入の可能性 |
阿部 菜々実(あべ ななみ) | ラスアイで一番人気のメンバー 2022年に芸能界を引退しているが、ファンからは復活を望む声もある 作詞作曲をしているので、楽曲提供を行なう可能性がある | 可能性は低い(引退後1年も経たずに復帰というのは考えにくい) |
松本 ももな(まつもと ももな) | 現在『高嶺のなでしこ』のメンバーとして活動 | 可能性は低い(グループに所属しているため) |
西村 歩乃果(にしむら ほのか) | 現在はYouTuberとして活動 | 可能性は低い(私生活に関する質問にも答えているので、もう一度アイドルという思いはなさそう) |
長月 翠(ながつき みどり) | 現在はグラビアや女優として舞台に出演し、活動は順調 | 可能性は低い(女優活動が順調) |
篠原 望(しのはら のぞみ) | 現在は舞台やSax演奏でのライブ活動をしている | 可能性あり(今後の活動ににプラスになると考えるかもしれない) |
間島 和奏(まじま わかな) | 女優として舞台を中心に活動している | 可能性あり(今後の活動のプラスになると考えるかもしれない) |
籾山 ひめり(もみやま ひめり) | 現在は「高嶺のなでしこ」のメンバーとして活動 | 可能性は低い(グループに所属しているため) |
大森 莉緒(おおもり りお) | 現在はミュージカル&音楽グループ『×純文学少女歌劇団』で活動 | 可能性は低い(グループに所属しているため) |
中村 守里(なかむら しゅり) | 現在は女優として映画や舞台などに出演し、活動は順調で出演作品を増やしている | 可能性は低い(女優活動が順調) |
池松 愛理(いけまつ あいり) | 2022年末まで『USEN-NEXT I’moon』に所属していたが、退団を発表している その後の所属は未定 | 可能性あり(次の所属が決まっていないため、準備しているかもしれない) |
ファンが加入を期待する一番の人気メンバーだった阿部菜々実さんは、芸能界引退から1年経っていないので、加入する可能性は低いと思います。
ただ、阿部さんは作詞作曲をしているので、楽曲提供する可能性があるかもしれませんね。
YouTuberとして活動している西村歩乃果さんは元々ヘアメイクをしていたので、裏方での協力ということもあり得るのではないでしょうか。
ラスアイのメンバーは、メンバーとしての加入以外にも様々な形での貢献が期待できそうです。
坂道グループから移籍

リークの中には、歌唱メンバーとして乃木坂46 5期生の中西アルノさんの移籍が最有力という情報がありました。
中西アルノさんはパパ活疑惑を報じられた過去があり、イメージを変えるために移籍する可能性は否定できません。
また、完全移籍ではなく、留学や期限付き移籍、グループ兼任という形も考えられます。
さらに46・48グループから5名ほどの移籍を予定という情報もありました。
リークでは具体的な名前は出ていませんが、ファンからは中西アルノさんの他に、与田祐希さんや岡本姫奈さん、金川紗那さんなどの名前が、移籍するメンバーの候補としてあがっています。


乃木坂公式ライバルの正式発表後、中西アルノさんの移籍説が信憑性を帯びてきたという人がいました。
もちろん移籍はないという声もあって、ファンの意見も別れていますよ。
また、坂道グループのファンからは推しグループからの移籍がないことを祈る声もあがっていました。
坂道グループはもちろん、AKBグループのファンも、移籍に関しては気になっているはずです。
乃木坂46は1期生が全員卒業したことに加え、スキャンダルが増えているので、イメージを一新するために移籍させるという決断をしてもおかしくないと思います。
また、実力はあるのに坂道グループではイマイチ活躍できてないメンバーに、チャンスを与えるために移籍させる判断に至る可能性もあるでしょう。
しかし、メンバー移籍に関する情報は曖昧な部分が多いので、信憑性は決して高いとはいえません。
文春から報じられていた

2022年9月4日に文春オンラインで『乃木坂の公式ライバルはエイベックス関与で、来年始動』と報じていました。
この記事では、6月末に行なわれたエイベックスの社員総会で”秋元康プロデュースの超大型オーディション開催”が発表されたことが伝えられています。
新しいグループはプロジェクトが来年つまり2023年に本格始動し、「これまでにないグローバルかつ日本中から愛される”国民的アイドルグループ”」を目標に掲げていくことも明かされていました。
乃木坂の音楽レーベルであるソニーミュージックで、動揺が広がっていることも書かれてました。
デビューからAKBの公式ライバルという存在だったこともあって、乃木坂46公式ライバルの立ち上げに対しては関係者の戸惑いが見られます。
さらに、2022年2月に5期生が加入しているものの、ファンが公式ライバルへ流れることを危惧する声もありました。
作詞家の秋元康氏(64)が、人気アイドルグループ「乃木坂46」の“公式ライバル”を掲げるアイドルグループを新たにプロデュースすることが、「文春オンライン」の取材でわかった。プロジェクトは来年にも本格始動するという。
乃木坂の音楽レーベルはソニーミュージックだが、新グループとタッグを組むのはエイベックスになる。6月末にエイベックス社屋でおこなわれた社員総会では大々的な告知がおこなわれたという。
「会場ではAKB48の『会いたかった』が流れ、スクリーンに『秋元康プロデュース』『超大型オーディション開催』の文字が躍っていた。これまでにないグローバルかつ日本中から愛される“国民的アイドルグループ”を目標に掲げていくようです」(エイベックス関係者)
(中略)
一方の「乃木坂46」は今年でデビュー10周年。飛ぶ鳥落とす勢いの「坂道グループ」だが、ライバルの出現に内部からも動揺が広がっている。ソニーミュージックの関係者が語る。
「エイベックスとのタッグは青天の霹靂でした。これまで、ウチが秋元さんサイドの要求をつっぱねたりしていたので、機嫌を悪くしてしまって、乗り換えたのかもしれません。そもそも乃木坂はデビュー当時からAKBの公式ライバルを掲げてきた。なので、ライバルはAKBとしておくのが筋ですが、アイドルブームは10年で一区切りです。新し物好きの秋元さんとしては、乃木坂が全盛期のうちに第3極を立ち上げて、10年先を考えたのでしょう。新グループの出現はマスコミに確実に取り上げられ話題になりますし、新しいモノ好きのファンが大量に流れるでしょう。乃木坂は今年2月に5期生が加入したばかりですが、オワコンと思われなければいいのですが……」
YAHOOニュース
アイドルブームは10年一区切りと考えられているため、ソニーミュージックに動揺が広がるのは仕方のないことかもしれません。
乃木坂46に関わっている人はAKB48を越える人気を得た勢いを間近で見ているので、今回の公式ライバルには脅威を感じるのは当然ですね。
カンブリア宮殿

2022年9月に放送された「カンブリア宮殿」で、秋元氏は新ビジネスで世界を目指すと発言していました。
番組にはエイベックスも登場していたことを考えると、新ビジネスというのは乃木坂公式ライバルのことなのだと思われます。
6月末の社員総会でオーディションが明らかにされていたので、番組が放送された9月にはある程度の話が進んでいてもおかしくはないでしょう。
秋元氏はのちに話題になることを見越して、番組に出演していたのかもしれませんね。
過去のオーディション

2022年の日向坂46 4期生のオーディションを始め、坂道グループで行なわれたオーディションでは、今回はSHOWROOMの審査がなく、完全非公開でした。
このこともあって、坂道グループオーディションの参加者の中から、すでに候補者が内定しているのではないか、という声もあがっています。
また、TikTokからの投稿による公開スカウトについても、スカウトの候補がある程度固まっているのではないかと推測されています。
坂道グループのオーディションがこれまでと違って非公開で行なわれた理由が明確になっていないので、参加者の中に候補者がいてもおかしくないと思います。
乃木坂46公式ライバルリーク内容の信憑性

結論から言えば、乃木坂46公式ライバルに関するリーク内容の信憑性は低いと思います。
リーク情報では”一般募集は行わず、経験者のみ”となっていましたが、実際には一般募集が行なわれています。
また、2023年春までに立ち上げるという点も、最終選考が4月22日予定となっているため、時期としてはズレてしまっています。
立ち上げ時期のズレはあり得ると思いますが、一般募集に関する情報は全く違いますよね。
本当にリーク情報であれば、ここまでの大きな違いは出ないはずです。
リーク情報は”秋元氏の事業パートナー向けLINEからのリーク”となっていますが、信頼できる情報源が不明です。
これらの理由から、リーク情報の信憑性は低いと言えるでしょう。
秋元康の考えとは?

「AKB48の戦略!秋元康の仕事術」(田原総一朗共著)の中で、秋元氏には戦略がないことが明らかになっています。
おニャン子クラブに始まり、数々のアイドルを育ててきた秋元氏に戦略がないことが、とても意外でした。
戦略がない状態で、誰もが知るヒット曲やグループを生み出している秋元氏は、雑談からのひらめきと時代の先を読む能力にかなり長けているのでしょうね。
AKB48の成功は秋元 康の戦略どおり、といった印象を持たれている人も多いだろう。しかし、本書で語られるのは意外なことに「戦略がない」という戦略だ。
はじめてのAKB48のステージでは、客はわずか7人。しかし、秋元 康は動じなかった。企画の原点に「根拠のない自信」があったのだ。根拠がなければ、マーケティング重視のビジネス社会では、即座に却下の対象となりがちだ。しかし、秋元 康は「根拠を求めようとするから、みんな同じところへ行ってしまう」のだと話す。そこで根拠のかわりになるのが、自分も大衆のひとりとして、本当におもしろいと思えるかどうか、である。
「戦略がない」とは、予定調和を拒むことでもある。エンターテインメントにとって予定調和が一番つまらないと秋元 康は言う。 (中略)
また、雑談の中にこそ企画のヒントがあると秋元 康は言う。ホワイトボードの前でどのタレントを並べて、何をやらせるかと話し合うよりも、まずは何も決めずに雑談をして、その中からおもしろいことを発見してゆくのだ。
ダ・ヴィンチweb
戦略がないということは、ひらめきや思いつくアイデアの質が良く、さらにすぐ実行に移せるアクティブさがあるということだと思います。
秋元氏は雑談の中で「こんなのが面白いかも」と思ったことを拾って、それを発展させた企画が成功するタイプなのでしょう。
狙って考えずに世間が面白いと思える企画を作り出せる柔軟な発想こそ、秋元氏の才能といえますね。
今回の乃木坂の公式ライバル結成は、AKBの公式ライバルとして乃木坂をデビューさせた経験があってこその企画だと思います。
人気のある乃木坂と張り合える存在を作って、ファンによる盛り上がりとともに、近年のK-POP人気に対抗できるグループを作りたいという思いもあるかもしれませんね。
いずれにしても秋元氏は、もう一度日本の音楽業界を盛り上げたいと考えているのは間違いないでしょう。
さらに秋元氏は2022年に出演した番組で、プロデュースにも通じる作詞の考え方を話していました。
なかでも注目が集まったのは、秋元さんならではの個性あふれる歌詞の数々。作詞をする際は「誰が発する言葉か」を最も重視し、歌い手のキャラクター性を常に大切にしているそう。これはプロデュース業とも共通する部分があるといいます。
秋元さん曰く、「プロデュースとは“0を1にする”とか“無色なものに色をつける”ものではない。特にアイドルは“無色なものに色はつけられない”」とのこと。「メンバーを見て、そこに“0.1”を見つけるんですよね」「つまり、(その人に)すでにあるもの、(その人が)持っているものを歌詞にしているのかもしれないです」と語っていました。
CHANTO WEB
作詞の際にはその人が持っているものを見つけているという秋元氏。
オーディションでもその人が持っている魅力や可能性を探して、時代が求めるアイドルにふさわしい人を選んでいるのではないでしょうか。
才能を見極めて、個性やキャラクターを大切に考えるからこそ、手がけたアイドル達は見違えるように垢抜け、世間の人気を得ていくのだと思います。
乃木坂の公式ライバル

今回、乃木坂の公式ライバルと聞いて、AKB48を思い浮かべた人も多いはずです。
その理由は、乃木坂46がAKB48の公式ライバルとして結成されたグループだから。
AKB48の公式ライバルでデビューしたにも関わらず、乃木坂の公式ライバルが誕生するというのは、なんだか矛盾を感じますよね。
しかし、ファンや世間の関心を集めていることは間違いありません。
注目を集めている乃木坂公式ライバルは、今後どのようにメンバーが決まっていくのでしょうか。
乃木坂公式ライバルの募集
まずは、乃木坂46公式ライバルのメンバー募集要項を確認してみましょう。
応募資格 満12歳~満22歳までの女性(15歳未満は保護者の同意が必要)
1次選考 2023年2月1日~2月18日 23:59(書類審査・TikTokからの投稿による公開スカウト)
2次選考 2023年2月25日~3月26日 全国7都市(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡)の会場
3次選考 2023年4月15・16日 東京最終選考 2023年4月22日 東京
参考:https://nogizaka46officialrival.com/ 乃木坂46公式ライバルHP
AKBグループや坂道グループのオーディションと比べると、上限年齢が2歳ほど高くなっています。
上限年齢の違いについての理由は不明ですが、移籍するメンバーの年齢を考慮している可能性があるかもしれませんね。
もしくは、坂道グループよりも大人な雰囲気と想定されているのかも…。

今回は1次選考の期間が約半月なので、かなり短い印象を受けますよね。
発表直後には「応募期間が短い」という声が多く見られました。
夏のデビューを目指しているため、スケジュールがタイトなのは仕方ないかもしれません。
応募事項の中で、一番目を引くのはTikTokの公開スカウトですよね。
メンバー募集の詳細が発表された直後から、オーディション向けの投稿はもちろん、ライブ配信を行なう人も増えています。
アイドルを目指す人にとっては数少ないチャンスなので、多くの人がアピールのために動いているんですね。
一人でも多くの人に、夢に近づくチャンスを掴んで欲しいと思います。
乃木坂公式ライバルに対する反応
乃木坂46公式ライバルに対して、ファンからは様々な声があがっていました。
デビューは比較的歓迎されているようですが、坂道グループからの移籍や兼任、交換留学などには反対する声があります。
過去にAKBグループと坂道グループとの間で、メンバーの交換留学や兼任が行なわれたことがありました。
その時が成功とは言い難かったため、当時を知るファンは不安を募らせていることが分かります。



また、AKBファンからは乃木坂46はAKBの公式ライバルだったのに…という声もあがり、AKBの公式ライバルという位置づけが薄らいでいる印象を受けました。
現在は乃木坂の方が人気を得ているので、公式ライバルは対抗できるグループを…という考え方なのでしょうね。
乃木坂の公式ライバルがデビューすることで、AKBグループの人気が再燃することにも期待したいものです。
乃木坂の公式ライバルリーク内容|まとめ

乃木坂公式ライバルに関するリーク情報は公式発表と異なる点がいくつもあり、信憑性は低いと思われます。
そう判断する大きな理由は、リーク情報の情報元が分からないことです。
情報元が分からないため、本当に秋元氏が発信した情報だと断定できません。
誰かが考えた創作の情報という場合もあり得るのでリーク情報を鵜吞みにせず、公式に発表される情報をしっかりチェックしましょう。
これからオーディションが進み、どんな人が公式ライバルのメンバーに決まるのか、どんなグループが誕生するのか楽しみですね!
