坂口憲二さんは病気のため、2018年4月から無期限活動休止をしていましたが、2023年5月8日放送のドラマで復帰を果たしました。
復帰を心待ちにされていた方もたくさんいたのではないでしょうか。
こちらの記事では、坂口憲二さんの病気は完治しているのか調べてみましたので、是非最後までお読みください。
坂口憲二の病気は完治してない!
坂口憲二さんの病気は特発性大腿骨頭壊死症で、指定難病にも登録されています。
特発性大腿骨頭壊死症は、はっきりした原因がわからず(特発性)/股関節部分の骨の血流が悪くなり(大腿骨頭)/骨がつぶれる(壊死)病気です。関節は滑らかに動かなければいけませんので、骨がつぶれて変形してしまうとスムーズに動かせず、炎症が起こり強い痛みとなってしまいます
引用元:森整形外科 https://hone-kenkou.com/blog/entry-255.html
指定難病のため、「完治することは難しい」と言われています。
完治することは難しいのですが、多くの難病の場合は、良くなっている状態のことを「寛解」(かんかい)と呼びます。
坂口憲二さんは現在復帰されているということは、寛解していると予想できます!
坂口憲二の病気はいつから?
坂口憲二さんは2012年頃から右股関節に痛みを感じていたそうですが、2015年に特発性大腿骨頭壊死症という難病であると分かりました。
俳優の坂口憲二さん(42)が1日、難病「特発性大腿骨頭壊死(えし)症」の治療に専念するため、芸能活動を休止することを明らかにした。所属事務所を5月末で退社する。
股関節からひざにかけて激しい痛みを伴う原因不明の難病で、歌手の美空ひばりさんも晩年、この病気に苦しんだ。
坂口さんは約3年前から闘病を続けているといい「しっかり体調を戻してから、自分のできることをやっていきたい」とのコメントを発表した。〔共同〕
日本経済新聞(2018年4月1日) https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28857750R00C18A4000000/
痛みが発症してから芸能活動を休止する発表をするまで、
舞台の撮影やドラマの撮影もありましたが、松葉杖なしでは歩けないほどの痛みがあったそうです。
痛みを伴いながらお仕事をこなしていたのは大変だったと思います。
さすがは俳優根性ですね・・・
手術も受け、5年間の治療を受けた結果、2023年5月に復帰を果たしました。
坂口憲二の病気発症から2023年現在までまとめ
坂口憲二さんの病気が発症してから、2023年現在までの経過をまとめてみました!
2012年 右股関節に違和感あり
坂口憲二さんは2012年に主演舞台となる、『十三人の刺客』という舞台に出演していました。
この頃から右股関節に違和感を感じていましたが、主演舞台ということもあり、痛み止めを飲んで痛みをしのいでいました。
2013年~ドラマ出演が減り始める
股関節の痛みは日に日に増していきました。
病状は悪化しながらも、痛み止めを飲んで対処をしていましたが、ドラマの出演や仕事があるため、しっかり病院で検査をしていなかったと考えられます。
2013年以降にもいくつかドラマに出演していますが、劇的に出演本数が減っています。
- 東野圭吾ミステリーズ(2012年7月)
- ダブルス〜二人の刑事(2013年4月)
- 松本清張スペシャル・顔(2013年10月)
この頃は痛みの原因がまだ分からなかったため、坂口憲二さんなりに仕事と体調の調整をしながらお仕事をしていたことが分かります。
時系列を追っていくと、お仕事をしながら体調がどんどん悪化していくのは不安で仕方なかったのではないかと感じ取ることができますね。
2014年 芸能活動一時休止
坂口憲二さんは2014年に旅亭の経営者の女性と結婚しました。
そのまま順風満帆な生活を送りたいところでしたが、痛みを心配した奥さんの勧めもあり、本格的な検査をするため病院受診をしました。
この頃は松葉杖をつかないと歩けないという具合まで悪化してしまっていたため、約1ヶ月間の芸能活動休止の決断をしました。
難病ということもあって、診断名をつけることが難しかったのではないかと考えられます。
2015年 特発性大腿骨頭壊死症と診断
2015年に病名が判明しました。
「特発性大腿骨頭壊死症」でした。
特発性大腿骨頭壊死症は症状が軽い場合は手術をしないという選択をすることもありますが、坂口憲二さんの場合は、松葉杖なしでは歩けない痛みということ、そして仕事への早期復帰を視野に手術を受ける決断をしました。
手術後の経過は良好で、松葉杖が無くても歩けるまでに回復していきました。
2016年、2017年 一時的に芸能活動復帰
2015年に手術を受けた後は順調に回復していましたが、仕事は依然としてナレーションのみで、足に負担をかけないようにしていたのが分かります。
多くの難病について、ほぼ回復している状態のことを「寛解」(かんかい)と表現すると冒頭で説明しましたが、寛解からまた病状が再発することを「再燃」(さいねん)といいます。
一時的または長い期間引き続いて軽快または消失していた疾病が、再び悪化または出現してくること。再燃は完全には治っていなかったものが悪くなる場合をいい、再発はいったんは完全に治癒したものが悪化した場合をいいますが、必ずしも明確に分けられないことが多い。
難病情報センター https://www.nanbyou.or.jp/glossary/%E5%86%8D%E7%87%83
再燃(再発)が難病の怖いところですね。
坂口憲二さんは再燃する可能性も視野に仕事をセーブしていたのではないかと予想できますね。
2018年 『The Rising Sun Coffee』を立ち上げる
2018年に、千葉県九十九里に『The Rising Sun Coffee』という名前のコーヒーショップを立ち上げました。
上の写真は東京都内に店舗をオープンした際の写真だそうですよ。
開業当初は股関節に負担がかからないよう調整しながら仕事をしていたそうですが、コーヒーショップが軌道に乗ったことで、坂口憲二さんの病状は落ち着いていきました。
ドラマに出ていたころからとても人気があったので、コーヒーショップの人気は右肩上がりでした!
2023年 CM復帰!
2023年に、「サントリー生ビール」のCMで復帰を果たしました。
坂口憲二さんのこの笑顔が見れて安心した方も多いのではないでしょうか。
また坂口憲二さんをテレビで見ることができて本当に良かったですよね!
2023年 ドラマ復帰!
2023年5月には、木村拓哉さん主演のドラマ、「風間公親-教場0-」に出演し、復帰をしました。
ドラマの復帰に加えて、木村さんとの共演はファンとしても本当に嬉しかったですね。
ドラマとなるとやはり股関節への負荷が心配ですが、2023年10月現在坂口憲二さんの出演情報はないので、ご自身の体調と相談しながらお仕事をされているのではないでしょうか。
坂口憲二の病気の原因と症状・手術まとめ
坂口憲二さんの病気の原因として上げられることとして、
アルコールを習慣的に飲んでいることや、ステロイド剤を服用していること
が挙げられますが、原因が分からないことも多いです。
特発性大腿骨頭壊死症の症状は、
症状は股関節の痛みですが腰痛、殿部痛、膝痛として自覚されることもあります。
東京大学整形外科学教室
http://www.u-tokyo-ortho.jp/outpatient/disease/hipjoint_02.php
のようです。
治療方法としては、自覚症状がなく、壊死している範囲が小さければ、松葉杖を使うなどの治療で自然治癒することもあります。
自覚症状があり、壊死している箇所が広範囲にわたる場合はすぐに手術となります。
手術には、若い人の場合は自分の関節を残す骨切り術という方法を取りますが、
人工関節置換術という方法を取る場合もあります。
特発性大腿骨頭壊死症を発症した方の体験談
立ち上がるだけで激痛なんて想像できないですね、、
日本では30〜50代で発症することが多く、年間で2000〜3000人の方が特発性大腿骨頭壊死症に罹っているといわれています。
坂口憲二が病気でもサーフィンできる
坂口憲二さんは手術も受けており、休業中の5年間の治療でリハビリも頑張ったそうなので、サーフィンが出来るまでに回復しました。
インスタグラムでは、サーフィンをしている姿が載っています。
サーフィンができるまでに回復されているということは、現在は寛解状態(ほぼ完治)と言っていいでしょう!
ドラマやCMに出演
見出し1でも出てきましたが、2023年にはサントリー生ビールのCMや、木村拓哉さん主演のドラマ、『風間公親ー教場0ー』にも出演しました。
SNS上では、
坂口憲二さんの復帰嬉しい!!
待ってました!!
などの声が聞かれ、今でも坂口憲二さんの人気を伺うことができます♪
コーヒー焙煎士としてセカンドキャリア
坂口憲二さんは休業されている間に、コーヒー焙煎士になるためにセミナーに通い、
2018年に千葉県の九十九里でコーヒーショップをオープンしました。
セカンドキャリアを選ぶなら、手に職をつける仕事がいいな、と思っていました。個人でできるし、自分のスタンスを持ちながらやれる仕事で、かつ子どもにも伝えられる。技術的なものを身に付けたいという思いもありましたし、自分が主体となって仲間と一緒に何かを作っていく仕事にもチャレンジしてみたかったんです
ハフポスト https://www.huffingtonpost.jp/entry/kenji-sakaguchi-the-risingsun-coffee_jp_5da8186ce4b0b24e75dd0425
病気になって先が見えない中でも、前向きにチャレンジする姿がカッコいいですよね!
コーヒーショップもとてもおしゃれで、コーヒーもとても美味しいため、
コーヒー焙煎士としてのキャリアも順調と見られます♪
なぜ?|坂口憲二が復帰した理由
では、なぜ坂口憲二さんがこのタイミングで復帰したのでしょうか。
坂口憲二さんが復帰した理由としては、
- 中江功氏からのオファー!?
- リハビリにより体調が安定
- コーヒーショップが軌道に乗った
が考えらえます。
一つずつ解説していきますね。
中江功氏からのオファー!?
もともと芸能界との関係が完全に切れたわけではないと週刊誌の取材に対し答えていたので、坂口憲二さん自身も芸能界に復帰することは頭にあったのかもしれません。
そして、坂口憲二さんが2023年に出演したドラマ、『風間公親ー教場0ー』の監督が、
2014年に出演した、『プライド』の監督をされていた中江功氏でした。
中江功氏からのオファーもあり、ドラマ復帰を果たしたのではないでしょうか。
リハビリにより体調が安定
賢明なリハビリによって、体調が安定したこと、サーフィンができるようにまで回復したことが、坂口憲二さんのインスタグラムからもわかります。
体調が安定したというのは、仕事復帰するきっかけになったのではないでしょうか。
コーヒーショップが軌道に乗った
コーヒーショップも軌道に乗ったことで、坂口憲二さん自身も俳優に復帰して大丈夫という安心感が生まれた可能性があります。
インタビューでも、「先がわからない病気」と言っていました。
スタッフや友人もすごく心配してくれたし、当初は自分も復帰するつもりでいました。でも、その頃に結婚して1人目の子どもが産まれたんですけど…ちょっと先がわからない病気だったので、徐々にセカンドキャリアの道を真剣に考えていくようになりました。芝居もサーフィンもできず、時間だけが過ぎていって、どうしよう、と結構考えましたね
ハフポスト https://www.huffingtonpost.jp/entry/kenji-sakaguchi-the-risingsun-coffee_jp_5da8186ce4b0b24e75dd0425
実は現在坂口憲二さんには3人のお子さんがいます!
Instagramにも可愛いお子さんが登場しています♪
お子さんの笑顔を守るためにも、コーヒーショップが軌道に乗ったことは坂口憲二さんにとって安心材料になりますね。
まとめ
坂口憲二さんの病状や復帰理由についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
今後の坂口憲二さんの活躍がとっても楽しみです!
病状の心配もありますが、これからも坂口憲二さんらしく頑張っていってほしいですね。